名前 | あさぺん |
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学校 | 八王子東高校卒 東北大学経済学部卒 |
趣味 | 無施肥栽培の研究 声楽発声の研究 散歩 |
ミッション | 対象の能力を最大限に発揮させる |
理想の世界 | 一人ひとりが好きなことに没頭している世界 |
学校について
都立八王子東高校から、1年間の予備校生活を経て、東北大学経済学部へ進学しました。
八王子東高校を選んだ理由は、そこそこ偏差値が高く、制服があり、プールがあり、家から通える距離にある、という私が高校に求める条件に合致したからです。制服とプールは譲れないポイントでした。これがなかったから立川高校や国立高校は志望校になりませんでした。
【余談】志望校が決まらないと悩む生徒は少なくありません。そういう時は自身の譲れない条件を書き出してみましょう。それで絞り込んでいくと、割とあっさりと志望校が絞れます。「そんな消去法で選んだ学校に行きたいと思うかな?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。そこを志望校と決め、2~6カ月そこを意識し続けていれば、自然と、自分はそこに行きたいんだと思えるようになります。
さて、東北大学を選んだのも同じような方法でした。国立大学で、そこそこ優秀で、ネームバリューがあり、一人暮らし、という条件に合致したためです。予備校時代は京都大学を第1志望にしていたのですが、当時のセンター試験で期待していた点数をとれず、第2志望だった東北大学を選びました。
経済学部を選んだ理由はファンシーです(笑)中学~高校にかけて、私の夢はお城に住むことでした。「は?」と思うかもしれないですが、本気でそう思っていました。どうしたらお城を所有できるんだろうと調べたこともありました。高校2年時の担任との面談で
担「お前は将来の夢とかあるのか?」
私「お城に住みたいです。」
担「それは…和風か?洋風か?」
私「洋風です。」
担「うーん、お城に住みたいならお金が必要だよな。経済学部とかどうだ?」
私「いいですね、それにします。」
という非常に不思議な会話を経て、私の志望学部は経済学部に決定したのでした。
趣味について
無施肥栽培の研究:ほとんどの人にとって聞き馴染みのない単語だと思います。「無農薬栽培」という言葉は聞いたことがありますよね。農薬を使わないで作物を育てることです。「無施肥栽培(むせひさいばい)」とは、肥料を施さないで作物を育てることです。
「え、肥料上げなかったら野菜なんて育たないんじゃないの?」と思うかもしれません。ですが、その認識は(恐らく)間違っています。作物は人間が肥料を与えなくても育ちます。むしろ与えると、彼らの健全な成長を邪魔してしまうことすらあるのです。ただそれは放置栽培とも違っていて、作物が育ちやすい環境を整えてあげる必要があるのです。いかにしてその環境を作りだすか、というのが私の研究していることです。
声楽発声の研究:大学生のときに合唱部にいました。そこで発声に興味を持ち、オペラ歌手、それも1900~1950年ころに活躍したオペラ歌手が、どのように歌声を出していたのか、それを習得するにはどうすればよいのか、ということを研究しています。好きな歌手は Jussi Björling(ユッシ・ビョルリング)。誰も興味ないと思いますがこちらがお気に入りです(笑)
散歩:単純に街並みを堪能しながら歩くことも好きですし、歩きながらあれこれと思案にふけるのも好きです。いつもではないですが、5~10km ほど移動することが多いです。
ミッションについて
なぜあさぺんが受験指導をしているのか?に関わる核心的な部分です。
※注:ミッションという言葉に、もしかしたら宗教的なにおいを感じる方もいるかもしれませんが、私のこれはそういうものではありませんのでご安心ください。
ミッションとは、日本語だと「使命」と訳されます。使命というと大げさに聞こえるので、時間を忘れて熱中でき、喜びを見出せること、だと思ってください。これまでの人生を振り返り、その時々で特に情熱を注いできたことを整理し、共通点を探っていったところ「対象の能力を最大限に発揮させる」が根幹にあることに気付きました。
「対象の能力~」の対象は様々です。自分のことが多かったですが、他人のこともありました。植物のこともありました。今の無施肥栽培は、植物の能力を最大限に引き出そうとしています。そして受験指導では、生徒一人ひとりの能力を最大限に引き出そうとしています。
私が受験指導をしているのは、もちろんお金をいただいて仕事として行っている部分もあるのですが、その根幹にあるのは「生徒の能力を最大限に発揮させたい」という感覚であり、さらにそこに喜びを見出せるからなんです。だから採算度外視の授業をよく行いますし、生徒から質問をもらえれば、それは生徒が自分自身で賢くなろうとしている兆候ですから、深夜でも休みの日でも嬉々として回答をします。
理想の世界について
私が思う、こういう世界であってほしいという状態です。
「一人ひとりが好きなことに没頭している世界」では、日々何かしらのおもしろい発見やパフォーマンスがされていると思うのです。
スポーツ選手だったら、鮮やかなプレーをしているかもしれません。芸術家だったら、見る人の心を強く打つ作品を作っているかもしれません。ゲーム実況者だったら、見た人がみんな爆笑してしまうような配信をしているかもしれません。
上の例はスポーツ選手とか分かりやすい例を出しましたが、分野は問いませんし、ひとつに絞る必要もないです。ちょっと付け足すなら、社会とつながっていた方がいいのと、本人のこだわりのようなものが見られた方がよりおもしろいかなとは思います。
そして「一人ひとりが好きなことに没頭している世界」を実現すべく、まずは私自身がそういう状態になり、それを少しずつ周囲に広めていこうと画策しています。実際、私の知り合いは同じような考えの人が多いです。整体と声楽を絡めて研究している人とか、好きが興じてコンサルティング会社を経営している人とか(笑)
なので私の指導を受けている生徒たちにも、自身の没頭できることを見つけ、そこに全力を尽くせるようになってほしいと思っています(私の受験指導は、そういう点にもつながる指導方法を採っています)。
以上があさぺんのプロフィールです。何となく、私の人となりを分かってもらえたんじゃないかなと思っています(笑)どうぞこれからもよろしくお願いします。