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都立入試【国語】文法・対義語・四字熟語の対策は不要

記事の要約
  • 文法は対策不要
  • 対義語・四字熟語は読み方と意味をミニノートへ

たまに中学3年生から

「文法が苦手なんですけど、どんな勉強したらいいですか?」

と質問を受けます。

 

あるいは、

「四字熟語とか覚えたほうがいいですか?」

とも。

 

これらの質問に対する回答を紹介します。

目次

文法の対策は不要

”受験勉強”の観点から見たとき、国語の文法の勉強は不要です。

ここでいう文法の勉強とは、

  • 体言や用言といった用語
  • 形容詞などの活用
  • 品詞の見抜き方

こういったもののことです。

これらは都立入試の対策としてやる必要はありません。

 

国語の文法の問題は、十数年間一度も出題されていないからです。

文法の勉強に時間をかけるのであれば、

漢字練習や論説小説の読み方・解き方の定着に時間を使ったほうが良いです。

★これはあくまで”都立入試”を前提とした話です。

定期テストで出題される場合はガッツリ対策すべきです。

対義語と四字熟語はメモ

対義語と四字熟語については、

読み方や意味を知らないものに出会った場合にメモしておきましょう。

 

例えば、

「非凡」⇔「平凡」

「抽象」⇔「具体」

「一般」⇔「特殊」

これらの言葉に出会ったとき、意味の分からないものや読み方のわからないものがあれば、調べてメモしておくのです。

コンビニなどで売っている小さなメモ帳が便利です。

 

あるいは論説文を読んでいるときに

「粒々辛苦」

「自由闊達」

「唯々諾々」

こういう四字熟語に出会ったら読みと意味を調べてメモしておきましょう。

 

あなたの人間としてのボキャブラリーが広がります。

その経験は、高校入試だけでなく、大人になってからもあたなを助けてくれます。

 

最後に注意点ですが、これら対義語や四字熟語をメモするのは、

あくまで知らない言葉に出会ったとき

です。

対義語や四字熟語の一覧表みたいなものを用意して丸暗記する必要は一切ありません。

ここだけ注意してください。

まとめ

都立入試の勉強という観点から見たとき、

  • 文法に特化した対策は不要
  • 文法の勉強するなら論説小説の読み方・解き方をやる
  • 知らない四字熟語や対義語に出会ったらメモ

この3点を意識しておきましょう。

 

というか、対義語や四字熟語に限らず、

知らない言葉に出会ったときはどんどんミニノートへメモしておくと良いです!

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