- ここ数年の出題傾向から最適な勉強方針を紹介
- 国語の点数を上げるには漢字、論説、小説、作文の対策をする
- 過去問は同じ問題を何周もする
都立入試の国語で高得点を取りたければ、
- 漢字をガリガリ勉強しつつ
- 小説と論説文の読み方・解き方を学び
- 作文の書き方を学び
- 過去問演習でそれらを定着させる
この4つを実践しましょう。
1:漢字をガリガリ勉強しつつ
都立入試では漢字が10問出題されます。
読みが5問、書きが5問。
1問2点なので、2点×10問=20点。
これを得点源にしない手はありません。
国語で高得点を取ろうと思ったら、まずは漢字の勉強から始めると良いです。
志望校に受かる生徒は絶対にここを外しません。
詳しい勉強法は「漢字の勉強法」にて解説しています。
2:小説と論説文の読み方・解き方を学ぶ
小説は分かりやすいですね。
論説文というのは、大問4で出題される説明文のような文章のことです。
環境問題とか、芸術論とか、小難しい話をしているやつです。
この小説と論説文の一番の対策は、それぞれの「読み方」と「解き方」を身につけることです。
小説の問題には専用の「読み方」「解き方」があります。
論説文の問題にも専用の「読み方」「解き方」があります。
これらを身につけ、自在に扱えるようになってください。
これまでたくさんの生徒にこの方法を指導してきましたが、
「勘で選択肢を選ぶことがなくなった」
「国語が得意教科になった」
という感想をもらいます。
こちらも詳しい勉強法は
「小説の勉強法」
「論説文の勉強法」
で紹介しています。
3:作文の書き方を学ぶ
都立入試の国語では200字作文が出題されます。
実はこの作文問題、○をもらいやすい書き方が存在します。
作文を得点源にしたい人は、この書き方をマスターしましょう。
ただここで一つ注意があります。
このサイトで紹介している「作文の書き方」は「論説文の読み方」と深く関わっています。
ですので、作文の書き方を学ぶ前に、まずは論説文の読み方をマスターすることをオススメします。
詳しい勉強法は「作文の書き方」にて紹介しています。
4:過去問演習でそれらを定着させる
漢字をガリガリ勉強し、
小説や論説文の読み方・解き方をマスターし、
作文の書き方を身につけたら、
過去問演習に入りましょう。
こちらも別記事で詳しく紹介していますが、
国語の過去問は同じ問題を何度も繰り返し解きます。
国語の勉強法を知らない生徒が、過去問を一回解いたら終わりにしている姿を見ます。
あれは本当にもったいない、というか過去問をやるの意味がないのでオススメしません。
実力UPする過去問の使い方はこちらで紹介しています。
まとめ
ということでまとめです。
都立入試の国語で高得点を取るには、
- 漢字をガリガリ勉強しつつ
- 小説と論説文の読み方・解き方を学び
- 作文の書き方を学び
- 過去問演習でそれらを定着させる
の流れがオススメです。
詳しい勉強法はそれぞれ以下のページで紹介しています。
○○URL
おまけ:国語の配点
全体の配点は以下のようになっています。
- 大問1:漢字(読み)【10点】
- 大問2:漢字(書き)【10点】
- 大問3:小説【25点】
- 大問4:論説【20点】
- 大問4:作文【10点】
- 大問5:古典に関する文章【25点】
おまけ:安定して80点以上取る方法
以下のような点のとり方が安定的です。
- 大問1:漢字(読み)【10点】→【10点】
- 大問2:漢字(書き)【10点】→【10点】
- 大問3:小説【25点】→【20点】
- 大問4:論説【20点】→【15点】
- 大問4:作文【10点】→【8点】
- 大問5:古典に関する文章【25点】→【20点】
「→」の点数を合計すると【83点】です。
大問3~5でそれぞれ1問ミスを想定していますが、それでも80点は超えます。
試験当日の緊張や焦り、問題の難易度などを考慮に入れると、このような点のとり方が現実的です。