- 問1は絶対に得点する
- 問2は90点以上取りたい人とそうでない人で分かれる
- まずは文字式の基本からマスターする
都立入試数学の大問2は文字式・式の利用を使った問題です。
文字式・式の利用の問題とは?
文字式・式の利用を使った問題とは、簡単に言えば、
縦 a m、横 b mの四角形の面積を求めなさい。
【答え】ab ㎡
のようなものです。
あるいは、
3つ続いた整数があります。真ん中の数の2乗は、初めの数と終わりの数の積から1引いたものと等しいことを証明しなさい。
【答え】3つの整数をn-1、n、n+1とすると~
みたいな問題です。
問1は絶対得点すべし
大問2は問1と問2の2問構成です。
このうち、問1は絶対に得点するようにしましょう。
文字式や式の利用の基本を押さえ、問題文を丁寧に読んでいけばまず解けます。
ここでいう基本とは、
- 奇数偶数
- 3の倍数
- 3つ続いた整数
あるいは、
- 半径 a cmの円の円周
- 周の長さ40cm、縦の長さ b cmの長方形の面積
こういうのを文字式で表すことです。
これらは「文字式」あるいは「式の利用」という単元に記載されています。
問題演習する場合は、基本レベルまででOKです。
問2は必要な人だけでいいかな
大問2の問2は年々難化傾向にあります。
年を追うごとに難しくなっている、ということです。
生徒と先生が数学の問題について話していることが多いのですが、
問題文が長かったり、状況をイメージするのが難しかったりします。
なので、
- 90点以上取りたい人はしっかり解き
- そうでない人は部分点狙い(最悪スルー)
というのが私の提案です。
対策法
90点以上取りにいく場合、やることは2つです。
- 問題集に載ってる「文字式」「式の利用」を完璧に
- 過去問や模試の大問2の問題も完璧に
問題集は、学校のワークだと量が足りない可能性があります。
市販の高校受験用の問題集が1冊あるといいですね。
オススメの問題集は別の記事で説明します。
過去問や模試を活用する場合は、過去問ノートを作成すると記憶が捗ります。
過去問ノートの作成は「過去問の使い方」で詳しく説明しています。
部分点のとり方
文章では説明しづらいので動画を作成します。
動画の完成を今しばらくお待ち下さい。
まとめ
大問2の対策と勉強法を紹介しました。
大問2は問1も問2も問題文が長く、正直スルーしてしまう生徒も多いです。
ですが、少なくとも問1は、
基本知識を押さえ、問題文を丁寧に読んでいけば答えを出せるので、
得点できるようにしておくと、他の受験生よりも有利に立てます。