- まずは学校のワークを完璧にする
- 過去問や模試の問題でパターンを習得
いきなりですが、、、
大問3は全問正解を狙いましょう!
都立入試の数学のうち、
大問1の次に全問正解しやすいのが大問3です。
異論のある人はいるでしょうが、少なくとも私は中学生の時から今日まで考えています。
対策1:まずは学校のワークを完璧に
都立入試の大問3を対策する場合、
- 一次関数(中2)
- 二次関数(中3)
この2単元がメインになります。
まずは学校のワークレベルで構いません、
これらの単元の基礎問題・基本問題を完璧にしましょう。
以下、絶対に知っておいてほしい項目です。
- 一次関数
- 2点を通る直線の式
- 傾き・変化の割合
- 垂直に交わる直線の式
- 二次関数
- 変域
- 変化の割合
- 二次関数の決定
この辺りを秒で求められるようになりましょう。
悩むようではダメです、
「あーこれね、ハイハイ」
とサクサク解ける状態を目指します。
それができたら応用問題・入試レベルの問題に挑戦します。
★もし学校のワークで不足を感じるようなら、市販の問題集を購入するのも大アリです。
その場合のおすすめの問題集も別記事で紹介します。
対策2:模試・過去問の演習
模試や過去問を通じて、問題のパターンを知りましょう。
数学の問題を数多く解いていると、
「あー、またコレね」
という問題に出会うことがよくあります。
この状態を作るのが、模試や過去問演習の目的です。
ですから、模試や過去問演習で出会った問題は「過去問ノート」にまとめていきます。
過去問ノートについては「過去問の使い方」で紹介しています。
この過去問ノートを作ることで、あなたの中のパターン定着率が飛躍的に高まります。
ノートがあなた専用の、しかも弱点特化型の参考書になるからです。
まとめ
ということで、大問3の対策を紹介しました。
- 学校のワークの基礎・基本問題を完璧にし
- 同問題集の応用・入試レベルも完璧にし
- 模試や過去問演習でパターンを把握する
3のパターン把握について、私の経験上、
10~15年分くらいをノートまとめ及び周回すると、
「あー、コレね」状態がよく起こるようになります。
おまけ:なぜ大問3は全問正解が狙いやすいのか?
都立入試の数学は大問1~5まであり、
大問1は当然全問正解を狙うわけですが、
残りの大問はそんなに簡単に全問正解できません。
なぜかというと「ひらめき」がいるからです。
例えばですが、大問4・5のような図形問題では
- 「ここに補助線を引きます」
- 「ここの相似に着目します」
こういうひらめきが求められることが多いです。
そして、この気付き=ひらめきがないと答えが出ないのです。
一方で大問3はといえば、もちろんひらめきがあると楽に解ける問題もあります。
ですが、そのひらめきがなくても解けることがほとんどなのです。
求めたい点を文字でおいて、強制的に直線の式を作っていくと、
計算は複雑になりますが、いつか答えにたどり着けます。
つまり、力技OKなのです(笑)
試験本番って結構緊張しています。
緊張していると、普段のように柔軟にものを考えられなくなります。
そんな状態でひらめきを期待するってハードですよね。
でも、大問3だったら、手を動かしていればいつか答えを導き出せるんです。
緊張していようがなんだろうが、安定して点を取れます。
だから、私は自分の教え子に、まず大問3を得意になるように指導しています。