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都立入試【数学】大問5(空間図形)の対策と勉強法

記事の要約
  • 問1は全員取る、問2は人による
  • 問1:ワークや問題集の基礎・基本問題を完璧にする
  • 問2:過去問や模試で知ってるパターンを増やす

都立入試数学の大問5(空間図形)を対策するとき、

大前提として知っておいてほしいことがあります。

目次

大問5(空間図形)の大前提

都立入試の大問5は例年、問1と問2の2問構成で、

  • 問1:誰でも解けるレベル
  • 問2:年によってはかなり難しい

こんな感じになっています。

 

なので、

  • 数学で90点以上とか、とにかく高い点数を取りたい人
    • 問2まで完答するつもりで勉強
  • 60~80点も取れれば十分な人
  • 空間図形が超苦手な人
    • 問2は最悪スルー(ほかの問題や見直しをする)

という選択をオススメします。

 

  • 自分が数学で何点必要なのか
  • ほかの大問でどれくらい得点できそうか

こういうことを考慮すると良いです。

対策1:基礎・基本問題を完璧にする

ワークや問題集には

  • 基礎問題(公式そのまま当てはめる系)
  • 基本問題(少しレベルアップした系)
  • 応用発展問題(難しい)
  • 入試レベル問題(難しい)

こんな感じの分類があります。

 

大問5の対策をするときは、まずは

  • 基礎問題(公式そのまま当てはめる系)
  • 基本問題(少しレベルアップした系)

この2つを完璧に仕上げましょう。

「完璧に仕上げる」とはどういうことか?

問題を見た瞬間に解き方がわかる状態です。

 

例えばこの問題。

「4 ÷ 3/5 =  」

 

これを見たときに、

「÷を×にして、3/5 をひっくり返せばいいでしょ」

とすぐに分かるかどうか。

 

これがすぐに分かる人は、

分数の掛け算や割り算を理解できている可能性が高いです。

 

逆に、

「4 ÷ 3/5 =  」

を見たときに、

「えーっと、あれ?なんだっけ… ひっくり返すのか?」

となるようでは不十分です。

 

なので、基礎・基本問題を見た瞬間に、

「あー、これね。ハイハイよくあるやつ」

とサクサク解けるレベルまで持っていくことが最初のステップです。

具体的にこれ必須ねという項目

大問5の対策として以下2つを上げました。

  • 基礎問題(公式そのまま当てはめる系)
  • 基本問題(少しレベルアップした系)

 

その中で、この単元(項目)はやっておいた方がいいよというものを紹介します。

  • 三平方の定理
  • 中点連結定理
  • 相似(面積比や体積比も)
  • 色んな図形の体積の求め方

この辺りですね。

 

特に三平方の定理は毎年のように出題されています。

九九の計算のように使いこなしましょう。

1:2:√3 のような比の決まっているパターンも絶対覚えましょう。

対策2:応用問題・過去問・模試でパターンを学ぶ

対策1で基礎・基本がパーフェクトになったら、

問題集の

  • 応用発展問題(難しい)
  • 入試レベル問題(難しい)

に取り組んだり、

模試や過去問をガンガン解きましょう。

 

ただし、この「ガンガン解く」ときに大切なことがあります。

これをやるかやらないかで雲泥の差が生まれる、それくらい大切なことです。

問題をパターン化する

解けない問題に出会ったら、解説を見ながらその問題をパターン化していきましょう。

 

パターン化するというのはどういうことか。

ちょっと説明が難しいので動画を作成します。

近日公開予定

まとめ

都立入試数学の大問5(空間図形)の対策は、

自分がどちらのタイプなのかを把握するところからスタートします。

  • 数学で90点以上とか、とにかく高い点数を取りたい人
    • 問2まで完答するつもりで勉強
  • 60~80点も取れれば十分な人
  • 空間図形が超苦手な人
    • 問2は最悪スルー(ほかの問題や見直しをする)

 

そして、

  • 基礎問題(公式そのまま当てはめる系)
  • 基本問題(少しレベルアップした系)
  • 応用発展問題(難しい)
  • 入試レベル問題(難しい)

まずは上2つを完璧に仕上げ、

それができたら下2つ+模試や過去問でパターンを学ぶ。

 

「基礎をしっかりと築き、その上でパターン(解法)を学ぶ」

まさに受験数学の王道的勉強法です。

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