国語の定期テストに向けて、やることは主に以下の4つです(上から優先して取り組みます)。
- ワークの演習(漢字用、教科書用)
- プリントの確認
- ノートの確認
- 教科書の音読
国語対策1:ワークの演習
これを丁寧にやるだけで平均点は超えられます(教科書に則った出題であれば)。
漢字用のワークと、教科書の内容に沿ったワークがあると思います。
その両方を最低3周はしましょう。
記述問題は実際に書きますが、それ以外の問題は見るだけ勉強法と○△×法の組み合わせでOKです。
くれぐれも、
漢字を5回ずつ書くアホな勉強法
はしてはいけません。
また、教科書の内容に沿ったワークは、2周目以降、選択肢の答えを覚えてしまうかもしれません。
ですが、それで構いません。
答えを覚えていて構わないので、
- なぜその選択肢が答えなのか
- 他の選択肢はなぜダメなのか
この2つを即答できるように学習してください。
この思考を普段からクセづけておくと、都立入試の国語でライバルに差をつけやすくなります。
国語対策2:プリントの確認
授業でプリントが配布され、テスト範囲に含まれている場合に行います。
授業で先生が重要だと主張していた箇所があれば、その部分を覚えておきましょう。
このときに使うのも「見るだけ勉強法」です。
プリントに書き込んでいる内容を覚える場合、赤シートなどで隠せれば見るだけ勉強法がやりやすいです。
もし隠せそうにない場合は、暗記事項を裏紙等に一覧でまとめるのも手です。
が、これは時間を食う場合があるので、あまり多用しないほうが良いです。
国語対策3:ノートの確認
こちらもプリント確認と同じように対策します。
先生が赤字とかで強調していた文字・内容があれば、優先的に覚えておくと良いです。
たまに「記述式の答え」を板書させる場合があります。
これを一字一句正確に覚えるのは大変ですし、それをする意味がありません。
ですので、記述式の模範解答のようなものは、見るだけ勉強法を使いつつ、
「この問題の答えなんだっけなー、あー、確かこんな感じの内容!」
という具合に大まかな内容を思い出せればOKです。
(もちろん、先生が一字一句正確に覚えろ!と言っていたら従った方が吉です。)
国語対策4:教科書の音読
こちらは時間があったら取り組んで欲しい対策です。
あるいは、テスト前の勉強というよりも、日頃からトレーニングとして行うのもアリです。自然と入試対策になります。
基本は教科書の文章を音読すればよいのですが、その時のポイントをいくつか紹介しておきます。
- わからない言葉は調べる
- 正確に読む
- 慣れてきたらとにかく速く読む
1つ目:これまでに色んな所で言われてきたと思うので省略します。
2つ目:一字一句正しく読んでください。
「何言ってるの?普通に読めばいいんでしょ?」と思うかもしれませんね。
ですが、ことあとに説明する3つ目のポイントまで実践すると、正しく読める生徒は意外と少ないんです。
例えば、漢字の読み間違い。
例えば、助詞の読み間違い。
こういうのをやりがちです。
「いやいや、そんなの間違えんよ」と思うかもしれませんが、成績がオール5に近い生徒でも普通に間違えます。
ですので、一字一句正しく読むんだ!という意識を持って取り組んでもらえると、より効果が出ます。
3つ目:自分の最高速度で音読をしてください。
これをやることによって、あなたの文字を認識する力がレベルアップします。
国語のテストで「時間が足りなくなっちゃう」という人がいますが、原因の一つは「読むのが遅い」からです。
この原因を改善するのに、非常に効果的なトレーニングなんですね。
何時間も音読に費やす必要はありませんが、2日で20分とか練習の機会を設けておくのは、大いにアリです。
国語対策:まとめ
以下の4つを軸に、勉強をすすめると良いです。
- ワークの演習(漢字用、教科書用)
- プリントの確認
- ノートの確認
- 教科書の音読
冒頭でも書いたとおり、基本1~3をグルグル回しておけば、80~90点とかも狙えます。
学校側の出題にもよりますが、平均点を超えるくらいなら対策1を徹底するだけでも可能です。