- 単語ノートや裏紙を駆使する
- 作り方・使い方が肝である
- 見ることを最優先に
あなたのボキャブラリーを爆速で増やし、長文をスラスラ読めるようになる英単語の覚え方を紹介します。
塾や学校でこの方法を解説する人は少ないので、ガッツリマスターして、他のクラスメイトやライバルに差をつけましょう。
この記事では、
- 入試用
- 定期テスト用
に分けて暗記法を紹介します。
まずは入試用から。
英単語の暗記法:入試用
単語ノートを作ります。
コンビニとかで売っている小さなメモ帳で。
そこに、文法や長文を勉強していて出会った知らない単語たちをメモしていきます。
これだけ。
「え、そんなの誰でもやってるよ」
と思ったかもしれません。
爆速で覚える秘訣は、
- 単語ノートの作り方
- 単語ノートの使い方
にあります。
以下、単語ノートの作り方・使い方について書いていますが、たぶん読んだだけじゃ理解できないので、記事の最後に解説動画を載せました。
そちらを見て、確認として本文を読むと理解が深まります。
秘訣1:単語ノートの作り方
単語ノート作成時のルールです。
- 見開きの左側に英単語、右側に日本語訳を書く
- 1ページに記載する単語は、最大5個まで
- 間隔を開けて記入する
- 単語1つにつき、1つの訳を書く
- そのとき分からなかった意味のみ記入
- 使うペンは1色のみ(カラフルにしない)
- 書き間違えたら二重線等を引いて書き直す
- 消しゴムや修正ペンは使わない
- 発音を忘れそうなときはカタカナも書いておく
- 既出の単語も分からなかったら再度記入
- フレーズで記入することもある
- 右ページに関連事項を記入することもある
- 発音記号とか余計なことは書かない
これらルールを押さえて単語ノートを作成します。
秘訣2:単語ノートの使い方
単語ノートを作成したら、時間を作って何周も回します。
- 右側の日本語訳を隠す
- 左側の英語を発音して訳を考える
- すぐに日本語訳を見る
- 次の単語を発音する
- すぐに日本語訳を見る
以上を繰り返します。
ポイントは、
- 発音する(声に出す)
- 1単語ずつチェックする
- 考えるのは1~2秒くらい
- 1ページにかける時間は5~20秒くらい
です。
最初は半分も分からないかもしれませんが、
繰り返しているうちに徐々に6割7割と分かる言葉が増えていきます。
そしたら、○△×法も併用すると効果倍増です。
○△×法についての説明はこちら。
以上、単語ノートを作って周回するが入試用の対策でした。
続いては定期テスト用。
英単語の暗記法:定期テスト用
定期テスト用の覚え方も、基本は入試用と同じです。
が。
入試用では単語ノートを作成しましたが、
定期テスト用では裏紙でOKです。
裏紙暗記法のやり方
裏紙を用意します。
- 不要なプリントの背面
- ルーズリーフ
- コピー用紙
などなど、何でも構いません。
サイズはB5かA4がいいです(小さいと使いづらい)。
- B5:普段のノートとかのサイズ
- A4:それよりもでかいやつ
この裏紙を縦半分に折ります。
左側に英語、右側に日本語を書いていきます。
単語ノートと同様、1単語1~3秒のスピードで何周もします。
これだけ。
ポイントは単語ノート同様、
- 発音する(声に出す)
- 1単語ずつチェックする
- 考えるのは1~2秒くらい
これです。
最初の3周くらいは全然答えられないかもしれません。
4周目くらいから分かるようになるので、そのタイミングで○△×法を取り入れると良いです。
入試用との違いは、
最後に1~2回だけ書く
ということ。
都立入試で英語を”書かされること”はほぼないのですが、
定期テストでは単語を書かされる可能性が高いです。
なので、
最後に1~2回だけ書く
練習をします。
これ、超重要な練習の順序です。
- 英語を見て日本語がすぐ出てくる
- 日本語を見て英語がすぐ出てくる
- 日本語を見て英語を書く
1と2がスラスラ行えるようになるまでは、3の「書く」はやりません。
具体的に書くと、
- agreeを見て「同意する」と分かる
- 「同意する」を見てagreeが分かる
- 「同意する」を見てagreeを書ける
こんな感じ。
で、最後に1~2回だけ書くときに、
細かいスペルチェックをしましょう。
まとめ
効率的な英単語の覚え方を紹介しました。
- 入試用:単語ノートを作る
- 定期テスト用:裏紙でOK
どちらも「見る」をベースにした勉強法であることがポイントです。
おまけ:オススメ”しない”単語勉強法
最後に、これはやらない方が良いよな勉強法を紹介です。
それは、
「各単語を○回ずつ書く」方法。
学校の課題とかでやらされたことがあるかもしれませんし、今現在取り組んでいるかもしれませんが、このやり方は本当にオススメしません。
時間はかかるし、手は疲れるし、大して覚えられない。
人の記憶は
- 頻度
- インパクト
によって決定します。
つまり、
覚えたいことに繰り返し接するか、インパクトを感じるか
で記憶に残るかどうかが決まるのです。
このサイトで一貫して、
暗記=繰り返し見る
を強調しているのはそのためです。
5回書く時間で10回見られます。